post
大企業の新規事業創出をスタートアップのスピード感でーー「Kyoto Acceleration Program 2022」開催
ハードテック・スタートアップ特化型投資ファンドを運営する株式会社Monozukuri Ventures(本社:京都市及び米国ニューヨーク市、CEO:牧野成将、以下「MZV」)は、昨年度に引き続き京都府と共催で「Kyoto Acceralation Program」を実施します。
コロナによる混乱、デジタル化の加速、更には環境問題など社会は目まぐるしく変化しています。昨今、こうした社会変化を好機としてスタートアップの存在感が増しています。
一方で既存の社内リソースのみでの事業創出・拡大は困難になりつつあります。海外の巨大テック企業は「オープンイノベーション」という名のもとに、スタートアップとの協業やM&Aを加速させ、自らの事業領域を拡大しています。
更に、こうした文脈のなかで注目されているキーワードの一つに「カーブアウト」があります。カーブアウトとは経験豊富なプロフェッショナル人材やVCからの資本等の外部リソースを上手く活用しながら本業とは切り離すことで早期に新規事業を立ち上げる手段です。
国内でもカーブアウトという言葉は浸透し始めていますが、実際にカーブアウトをするための方法が良くわからないという声がありました。そこで京都府とMZVは人材や資金面で外部リソースを活用した新規事業創出のプログラム「Kyoto Acceleration Program」を、2021年度に立ち上げました。
昨年度は島津製作所、SCREENホールディングス、マクセルから若手メンバーが参加して、起業経験者とチームを作り、スタートアップ同様のスピード感で事業化を検討しました。当プログラムに対して参加企業から大変好評だったこともあり、2022年度は内容を更に充実、参加枠も拡大して開催することになりました。
Kyoto Acceleration Program(KAP)の詳細
「大企業からアントレプレナー(挑戦者)の輩出に貢献する」をミッションに、外部リソースを活用した新規事業創出プログラムです。スタートアップのCxO経験者が「バーチャルCEO」としてチームに加わることで仮説検証のスピードを加速させ、約3ヶ月間でVC等の投資家が投資判断するステージまでビジネスプランを作り上げます。3つの特徴
①スタートアップの手法を用いたビジネスの構築 ②起業経験者を巻き込んだチームビルディング ③VCとのネットワークを活用したシードマネーの調達2021年度参加者の声
「普段の業務の中では繋がる機会のない社内外の方々と交流する事ができた」 「VCからの資金調達に必要な情報や事業の見せ方を知る事ができた」 「カーブアウトの事例を学び、『自分にもできるかも?』と思えた」募集要項
開催期間:2022年10月-2023年1月(変更の可能性有) ※プログラムは週1回をベースに実施。最低週4時間のコミットが必要になります。 応募対象:企業の中で新規事業担当や既存事業の新たな展開を検討されている方 ※1社に付き2〜3名でのチームによる参加を推奨します 参加費用:300万円(1社につき/税込) ※こちらはプログラム参加費用となっており交通費や開発費等は含まれません 詳細は下記のバナーよりご確認ください。
Monozukuri Venturesについて
株式会社Monozukuri Ventures(略称: MZV)は、京都とニューヨークを拠点に、ハードテック・スタートアップへのベンチャー投資ファンドの運営と、ハードウェアの試作・製造に関する技術コンサルティングを提供する企業です。
2020年1月に、Makers Boot Campを運営する株式会社Darma Tech Labs(京都市)と、FabFoundry, Inc.(ニューヨーク市)が、2社のハードテック・スタートアップ支援の経営資源を結集して発足しました。
MZVが運営するMBC試作ファンドは2017年夏に1号ファンドが、2021年に2号ファンドが発足しました。
これまでに日米のハードテック・スタートアップ53社(日本24社、米国29社)に投資しています。また、試作から量産に至るまでの知見とネットワークを活かし、技術コンサルティングを提供しています。
スタートアップを中心に現在に至るまで150件以上のプロジェクトを支援しています。(数値はいずれも2022年5月時点のもの)
 
         
     
                 
                 
                 
             
